hiroxxxの激ヤバブログ

80'sオタクが日々のどうでもいい事に鋭くメスを入れるブログ

音楽を作る

最近ファンクやソウルを聴いて「あぁ、懐かしい音だな…なんでこんな気持ちになるんだろう?」と思っていた。

 

それは多分、物心つき始めた頃とかに聴いていた久保田利伸とかマイケル・ジャクソンなんかのファンキーなリズムとかグルーヴィなベースとかが僕の中でいまだに残ってるからなんだろうなと思ったりして。

 

世間でも80年代回帰がムーブメントになってて、ちょうど僕の傾向もそれにハマってる実情があって、常々「音楽のムーブメントはぐるーっと一周回りますね!」的な事を知人とも話すのですが、そういった周期の中で、また新しい音楽がポツッポツっと芽生えていく感じが近年の流れなのかな?とも思いました。

 

誰もが思う事だろうけど、音楽というのはインプットとアウトプットの集合体であって、全くの"無"から突然発生するものではないと思っている。

 

どこかのアーティストが吐き出したものを咀嚼してルーツに持つ様になったアーティストの卵達が彼らの中で化学反応を起こして、また新しいものが生まれる。

 

時間は一方通行で進むから、時代が先に行けば行くほどに膨大な音楽が生まれて陽の目を浴びたり浴びなかったりして残されていく訳ですよね。

 

そんな中、面白い事に今の人達はまだ生まれてすらもなかった70年代から90年代の音楽にハマったりしてて、そういうSNS世代の人達が過去の膨大なライブラリの中に即座にアクセス出来る時代になっていて、そこから咀嚼したものをSNS世代の人達が新しくアップデートした音楽を発信したりしてるのが実に面白いと思った。

 

このPAELLAS(パエリアズ)ってバンドとかは、そういったものの一例だよね。

 

 

 

 

僕はDTMで音楽を作る事があるんだけど、まだまだ未熟で僕の求めてる物を創り上げる事がなかなか出来ないのが現状です。

音楽を作る時、どんな音や世界観を構築しようとしているのかというと、僕の内面、内の内の奥深くに潜っていく感じをイメージしてます。

それはどういう事か?というと、僕が物心ついた頃から聴きだした音楽が身に染み付いてて、それはたぶん切っても切れない訳。

そういうものが消化されての今があるんだろうけど、今はDJをやる機会に恵まれてか最新のダンスミュージックなんかも取り入れてる訳ですよね。

でも自分で作るとなると、人には言ってない様なルーツの部分を探す旅みたいな音楽を作りたくなる。